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 メールマガジン 【第15号】 

「歴史的勝利」

2004/03/11

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                         2004/03/11 第15号
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◆◇           <歴史的勝利>  
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いつもご購読いただきありがとうございます。

今日はエンヤのアルバム「a day without rain」を聴きながらメルマガを書いています。透明感があり、荘厳なメロディに心が洗われます。

先週の金曜の夜は、新宿のスポーツバーでサッカー アテネ五輪予選日本 対 UAE(アラブ首長国連邦)の試合を見ていました。
「サッカーは国の威信をかけた代理戦争」という表現があることでもわかるように、何か他のスポーツとは違う独特な感情を湧き上がらせるようです。

試合後のTV番組で、辛口評論でおなじみのセルジオ越後氏をして「歴史に残る一戦」と言わしめた激闘でした。

日本は、予選第一戦のバーレーン戦で予想外の引き分けに終わってしまったため、第三戦のUAE戦は負けられない試合となりました。負ければ、ほぼ五輪出場は絶望、最悪でも引き分けに持ち込まなければならない立場です。

対してUAEは一、二戦とも勝利しているため、日本とは引き分けでもよし、もし勝てれば日本の息の根を止めることができるという精神的に有利な立場でした。

しかも、戦いの場所は日本にとって、アウェイ(敵地)。サッカーというスポーツは1週間で2試合でも、かなり体力的に負担になるにもかかわらず今回の予選は、なんと5日間で3試合を行うというクレージーな日程。
高温の慣れない気候、慣れない食事など様々な悪条件が重なり、日本は半数近い選手が発熱、下痢症状を訴える最悪のコンディションでの戦いでした。

案の定、前半はUAEに一方的に攻め込まれる場面が多く、2点くらい入っていてもおかしくない内容でした。前半をなんとか凌ぎきった日本は休憩をはさみ、後半は守備的に立て直してきました。

後半40分を過ぎ、引き分け濃厚と思われたとき、FW田中 達也シュートのこぼれ玉をゴール前に詰めていたFW高松 大樹が押し込み、決勝点を挙げたのでした。

最悪でも引き分け、しかし、チャンスがあれば何とか勝ちたい。そんな山本監督の思いを、最後の最後に選手が応えた素晴らしい場面でした。
チームが一つになっていたのが画面から伝わってきました。

その、すぐ後にも田中 達也のミドルシュートで2点目を挙げ、絶体絶命の大一番に日本は勝利を収めることができました。

最悪のコンディションのはずが、何と後半残り10分は日本がUAEを圧倒したのです。

●試合後のインタビュー

 山本監督「人生でこれほど頑張った試合はない」

 鈴木 啓太主将「精神力で勝った試合」

 田中マルクス闘莉王「フィジカルトレーニングが最後に効を奏した」

勝利は運も含めて、やってきたことが総合的に試合に発揮されたからでしょう。特に下記のインタビューが印象的でした。

 高松 大樹「人生を変えたゴールだった。でも、自分のゴールではなく
       みんなのゴールだと思う」

高松選手のこの一言に激闘の苦しさ、勝利の喜びが凝縮されているように思います。そして、単に試合の経験を重ねたというよりは、人生でかけがえのないものを得たようですね。うらやましい。

前回のシドニー五輪代表は、中田 英寿、中村 俊輔、稲本 潤一、高原 直泰ら、現日本代表の海外組みを多く擁するスター集団でした。
それに比べ、今回のアテネ五輪予選に臨んでいるメンバーは「谷間の世代」と呼ばれ、ずば抜けたスターが存在しない注目度の低いチームでした。

しかし、このUAE戦で一躍話題を呼び、14日から始まる日本ラウンドのチケット販売は好調で、18日の再度のUAE戦は完売に近い状態だそうです。

感動は人を動かします。人は本能的に感動を求めているのです。

「人は何のために生きているのか」という命題は、どんな哲学者や宗教家でも明快には答えられません。人それぞれの解釈があるでしょう。
私なりの解釈は、素晴らしい感動を数多く体験するため、そして、その感動を多くの人と分かち合いたいために、人は生きるのだと思っています。
だから、待ち受ける壁や苦難に、あえて立ち向かう。努力、成長することを怠らない。その先にある感動を求めて。

さて、ここで情報商品の企画について考えてみましょう。
色んなアプローチがあります。

◆その分野の最先端情報、専門的で高度な内容のもの。

◆同業界内では常識的なことだが、他の業界の人には、
 ほとんど知られておらず、異業界で役立つもの。

◆国内で得にくい、海外の情報。

◆多くの人が、先入観で難しいと思っているためトライ
 している人は少ないが、ノウハウを教えることによっ
 て成功する人が多数出てくるようなもの。

◆自分、自社の成功体験、成功のプロセス、ノウハウ

◆自分、自社の失敗体験、教訓。

他にも、まだまだありますが、今日はこの辺にしておきます。

販売のアプローチとしては、期間限定的、数量限定的に、限られた特定層に売る手法が基本にはなりますが、もし、商品を大ヒットさせたいと考えている場合、いくつか留意点があります。

それは、専門的で高度な内容のものは、確かに需要は高いのですが、購買層は狭く限られたものになる、ということです。つまり、大ヒットには繋がりにくいのです。

無名の個人、中小企業の商品が大ヒットする大きな要素は次の2点です。

 1. マスコミに記事として取り上げられやすい商品

 2. クチコミが広がりやすい商品

この条件を満たす商品の重要キーワードは下記のようなものです。

 ◎感動

 ◎ストーリー

 ◎夢

 ◎驚き

 ◎面白さ

もちろん、商品自体いいものが出来上がったとしても、マスコミに取り上げてもらうための努力は欠かせません。

当フォーラムの作品作りにおいても、単に、知識やノウハウを伝えるだけのものではなく、聴いた人の感情を揺さぶる、人生の転機となるような作品を提供したいというポリシーがあり、講師にも、その旨を伝えております。


 □このコラムへのコメントを受け付けます。コメントは
  右のアドレスへどうぞ  odine@1nextsociety.com

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  マネジメントの巨匠 ピーター・ドラッカーの至言

知識社会では、最大の投資は機械や道具ではない。知識労働者自身が所有する
知識である。知識労働という新しい仕事は、肉体労働者が習得していない能力、
しかも習得することの難しい能力を必要とする。理論的、分析的な知識を習得
し、適用する能力を必要とする。仕事に対する新しいアプローチと思考方法を
必要とする。何よりも、継続学習の能力を必要とする。知識社会としての
ネクスト・ソサエティには3つの特徴がある。

1.知識は資金よりも容易に移動するがゆえに、いかなる境界もない社会となる。

2.万人に教育の機会が与えられるがゆえに、上方への移動が自由な社会となる。

3.万人が生産手段としての知識を手に入れ、しかも万人が勝てるわけではない
 がゆえに、成功と失敗の併存する社会となる。

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