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 Q&A
 

サヤ取りに興味がわきチャレンジしたいと考えています。
有名な栗山浩さんのDVDをまず見てサヤ取りの全般を理解したいと考えています。

100%の投資法はないと考えていますので、サヤ取りにも駄目な時期、地合はないのでしょうか?

また損切りが続いた場合の対処法、解説などありますか?


全体相場が膠着状態のときは、サヤの動きも少なくなる傾向があり、利が取れにくくなります。上昇でも下落でも変動幅が大きいときはサヤの動きも大きくなり、利益額も大きくなる傾向があります。

損切りが続いた場合の対処法というよりも、損切りを回避するリスクヘッジの方法について説いております。それは「分割売買」であったり「ツナギ」であったり「サヤの水準値を見極めての出動」であったり「銘柄の選択基準」であったりするわけです。

サヤ取りという手法はそもそも、片張り売買のように「勝ったり負けたりの繰り返し、でもトータルで利益が出てればいい」という考え方ではなく、「一回一回の利益額は少ないが、100%に近い勝率を継続する」ために栗山氏が実践を通して研究してきた売買法です。

栗山氏は2年足らずの短期間でサヤ取りを極め、現在に至るまで負けを知りません。常に泰然自若の境地で売買をなされています。

初心者のうちは、技術がないので、あわてて損切りしてしまうこともあるかもしれませんが、習熟するにつれて負けはほとんど回避できることが理解できると存じます。




場帳(紙)でやるものだと考えていましたが、サヤ取りにも専用ソフトがある事を知りました、http://www.panrolling.com/pansoft/chtgal/

こういうソフトをDVDと一緒に購入して勉強するのは(サヤ取りが理解でき身に付く流れと言う意味で)有効でしょうか、弊害でしょうか?  


栗山氏は今でも、ノート(場帖)に値動き、サヤを手書きして売買を行っています。初心者が銘柄の値動き、サヤの動きの感覚を研ぎ澄ますには手書きが最良と判断します。

ただ、サヤ線グラフが簡単に作れるという意味で、エクセルに終値、サヤを入力していくという方法も否定しておりません。

エクセルを使えば、yahoo!ファイナンスなどのホームページから過去に遡って終値をコピー&ペーストすることによって、簡単にサヤ線グラフが作成でき、サヤの動きについての傾向をつかむことができます。

このデータからサヤの組合せを選別していくこともできます。

数多くの銘柄組合せを常時ウォッチするような、大掛かりな売買をされる方であればソフトは有効かもしれませんが、初心者のうちは、せいぜい、数組のペアをウォッチするだけで充分と思われます。

よほどの資金量がない限り、初心者が実際に建玉するのは二組程度までに抑えたほうが無難です。組合せを増やしていくのは、資金が増えて売買技術が向上したあとにすべきなのです。

そういう意味では、最初からソフトまで揃える必要はありません。また、サヤ取りの何たるかを理解できていない初心者が、最初から高機能なソフトをうまく使いこなせるとは思えません。




サヤ取り実践者から見て、最近のトレード、システムトレードをどのように考えておられますか?

今年(2006年前半)の下落相場により、デイトレードが儲かるという幻想は一気に吹き飛びましたね。今まで、買いで儲けていた人が、急に売りに転換してカラ売りで儲けるなどという芸当は、プロ中のプロかフィクションの世界でしかありえないでしょう。

システムトレードについては、損失を拡大させないためのリスクヘッジとしては有効かもしれませんが、銘柄選択、買い時、売り時など全面的にシステムに頼ってしまうのは危険です。

コンピュータプログラムに頼るだけで儲けられるのならば、億万長者が続出するはずです。多くのプロは相場がそんなに甘いものでないことを認識しています。だからこそ、自身の売買技術を高めることに注力するのです。

デリバティブの基礎理論でよく出てくるブラックショールズモデルなどで有名なノーベル賞学者のマイロン・ショールズ博士等を始めとする有名メンバーを擁し、最新の金融工学を駆使した投資法でどんな状況でも手堅く稼げる投資手法というのを確立したといわれた巨大ヘッジファンドLTCMが「破綻」したという現実は、大きな教訓として記憶にとどめるべきでしょう。

サヤ取りの実践者でも、やり方が間違っているためになかなか利益が出せない方もいらっしゃいます。

最も多い誤解は、割高な銘柄を売って、割安な銘柄を買うのがサヤ取りだと思っていることです。(これはファンダメンタル分析による売買で、栗山氏の提唱するサヤ取りとは根本的に異なります)


   
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